Mの独り言

アラカン女性が感じる日常です。

ジュリーのライブに行ってきた。

昨日はジュリーのライブ「SHOUT!」に行ってきた。

久しぶりのライブ、久しぶりのジュリーだ。

10年くらい前か・・もっと前かもしれない。

友人からジュリーの音楽劇の舞台に誘われて、

それ以来。

 

さて、感想。

71歳のジュリー、頑張ってた。

高い声もよく出ていたと思うし、

殆どMC無しに次から次へと歌い続けて

舞台を右に左に駆け抜けていた。

ただ、このライブ、ギター1本とジュリーだけのライブで

正直、この構成は私には今一つだったな。

ギターだけでバックを務めるというのは

やはり無理があるんじゃないだろうか。

好きだった歌が全然違う歌に聞こえたりしたから。

新しい曲はよくわからないから、もっとわかりぬくくなっていた。

ジュリー、声はよく出てたと思うけれど

やはりギターに負けじと歌うと、声が割れて聞こえたのも事実だし

ギターがうるさく聞こえたのも事実だ。

 

実は私は、中学2年の時にTVに映ったジュリーに衝撃を受けて

(危険な二人がヒットしていた頃だ)

丁度、地元であったライブ(その頃はコンサートと呼ばれていたな)に参加。

遠い3階席から見た彼にまたまたビックリして

そのまま追っかけへの道を進んだ過去がある。

大学2年の頃まで追っかけていた。

TV番組の収録を見に行ったり、勿論、ライブにも沢山行った。

勝手にしやがれは高校3年の時にヒットして

私はクラスメートのおじいちゃんが持っていたという帽子を借りて

ジュリーの物真似をよくした記憶がある。

その後はだんだんと距離が遠のいたのだが

ずーっと追いかけている友人もいる。

 

まぁギター1本がちょっと辛かった今回のライブ、

でもやっぱり大好きな「君をのせて」を聞いた時は感激した。

追っかけの頃の思い出が沢山よみがえった。

TOKIO」もね、色々思い出した。

これを初めて聞いたのは渋公のライブで、

すごくいい曲!と思ったのだけれど

TOKIOの意味がわからなくてね。

だって、まだ発売されてないから。

ファン同士で「人の名前?街の名前?それとも新しい言葉?」・・・と

散々話したのを思い出した。

あぁ、沢山沢山、思い出はあるね。

 

で、ここからはジュリー以外のライブの様子とか、まぁ雑感を書こうと思う。

 

私は今年還暦なので、ジュリーファンの人達はもう少し年齢が上ね。

正直、おばちゃんというよりも、おばあちゃん、おじいちゃんが多かった。

オシャレな人もいたけれど、地方でのライブということもあってか

Tシャツにボトムは楽なパンツで、上に軽いブラウス羽織って・・・みたいな

スタイルの人がほとんど。

これには、時間の長さを感じたな。

私が追っかけていたころは、本当にカッコいいファンが多くて

私もいつも何を着ていこうかな、と悩むくらいオシャレして出かけたから。

まぁ私は、今年買ったロング丈のワンピで行ったけど。

おじいちゃんもね・・

じいちゃん必須の釣りベスト(あのやたらポケットの多いベスト)着てたり

あ、帽子かぶっている人が多かった。

でまた、ライブ中も帽子取らないんだよね。

なんでだろう。じいちゃんたち、不思議。

 

でもね、元気でしたよ。皆。

私は会場の4分の3くらい後ろの席だったんだけど

通路を挟んだ、前の席の人達は殆ど始めから終わりまで立ってたな。

勿論、ジュリーと同じ手の動きを真似したり。

勝手にしやがれの時は、一斉に手がニョロニョロと動くので

不謹慎な私は「ちんあなご」の大群に見えてしまった。。

私の後ろにはじいちゃん3人組が居たのだけれど

元気だったな。

掛け声もかけてたし、その中の一人は何度もライブに行ってるみたいで

「アンコールは1回だよ」とか教えてた。

そうそう、前に席には扇子をもったじいちゃんがいて

扇子振り回して応援してた。

女性が多かったけれど、でも男性も多かった。

それも奥さんに連れられて、というよりも、爺さん同士で来た、

という人が多かったように感じた。

まぁ世代が同じだものね。パワフルな団塊世代よね。

 

私の人生の中で、ジュリーのファンであったことは

大切なパーツだったと思う。

色々なことを彼を通じて感じたし、励みになることも多かったし。

でも、多分、もう行かないかな。彼のライブは。

なんだろう、すごく失礼な言い方でファンの方の逆鱗に触れそうだけれど

ライブに行って、時間が経ったことを痛感したの。

あぁ私の中では「思い出」なんだな、と。

懐かしかったけれど、「今」ではない。

それを確認した感じ。

だから、もう行かない。

 

でも、ジュリーは最後までジュリーなんだなと思った。

何というか、これが彼の人生、という強い意思を感じたのだ。

華やかにデビューしてヒットを連発して

結婚して離婚して、そして再婚して。

好きだからこそ、今もこうして歌っているんだなと強く感じた。

生き方を感じたのだ。

これはこれでカッコいい。あっぱれ、と思う。

 

さて、本日はちょっとお疲れ。

でも、怒涛の秋は始まり。

今週は友人とランチがあり、映画の予定もあり、

来週にはまた東京でのライブに行く予定。

勿論、家事もしている訳で、今日はこれから

安売りで買ってきたお肉の下処理を頑張るぞ・・・