Mの独り言

アラカン女性が感じる日常です。

久しぶりに会えた友人。

土日で名古屋・大阪に行ってきた。

息子と一緒にね。

まぁいい歳の息子と一緒というのは理由があるのだけれど

それはまたの機会に打ち明けよう。

色々と誤解が生まれてもイヤだから。

 

大阪では、久しぶりに友人に会った。

子供が幼稚園に入る前に団地に家を建てたのだけれど

そこでできた大切な友人である。

彼女の娘と私の娘が同じ年の縁で知り合い、彼女の方が年齢が上だったので

世間の色んなことを教えていただいた。

ずっと仲良く、子供たちも仲良くしてきたのだけれど

彼女のお姑さんが体調を崩し、結局、彼女が介護を担当することになり

家も売り払って夫の実家のある大阪に帰られた。

それが7年前。

 

お姑さんはとても厳しい人で

何度も彼女の悩みを聞いてきた。

よくよく聞くと、結局はお姑さんは彼女のすること全てに文句をつけたいようで

私にすれば、よくそんなお姑さんと付き合えるな・・・と思っていた。

だからよく、喧嘩すればいいのに、と言った。

でもそのたびに彼女は「私は喧嘩はしたくない。喧嘩をせずに我慢する方が楽なの。

でも愚痴りたくはなるから、その時に聞いてほしい」と言った。

私は我慢がイヤだけど、彼女は喧嘩がイヤなんだな。

なるほど・・・と愚痴を聞いてきた。

 

そんな厳しいお姑さんの介護・・・

ものすごく大変で、何度か電話でも話を聞いた。

でも、その電話すら同居をすれば自由にできなくなって

ここ最近は、1年に1回くらい。。。

どうしているかな、と思ってもこちらからは電話ができない。

あくまでも、彼女が「今なら!」というタイミングでかけてくることしかできないのだ。

 

で、今回。

大阪に行くことになって、息子は息子の用事があり

3時間ほど私一人の時間があったので

ダメ元で一緒にお茶でも・・・とラインを送ってみた。

すると、OKの返事。

 

久しぶりに会えた。

思っていたよりも元気そうで、嬉しかった。

よく出てこれたね、と言ったら

最近私、お母さんにも言いたいこと言って、喧嘩もするのよ、

今日も絶対に〇〇さんに会いたい!と夫に言って

お母さんには嫌味を言われたけど、出てきたの!

と答えた。

あぁ変わったんだ、彼女。良かったな。

我慢している時は、自分で我慢を選択していると自覚していても

それでも暗い話が多かった。

でも今回は、喧嘩したことも明るく話してくれたし、

何よりも一人で我慢せずにご主人を味方につけて、介護を頑張る姿勢が

とてもかっこよかった。

勿論、喧嘩と言っても、優しい彼女だから、十分に気を使ったうえでの

自己主張をする程度のことだ。

あぁ素晴らしいな、と感動した。

 

あれこれ話した。

お互いの健康のこと。定年退職した夫の事。子供のこと。

どれも儘ならないことが多い。

でも、お互い頑張ってるよね。

知り合って30年くらい?

彼女が引っ越すと決まった時、すごく淋しかった。

でも、またこうして会えた。

良かった。

楽しかった。

 

これからもどんな時間が待っているのかわからないけれど

でも、また会える。会おう。

そしてお喋りしよう。