Mの独り言

アラカン女性が感じる日常です。

ラブレターズ。

昨日は日帰りで筒井君と黒柳徹子さんの舞台

ラブレターズ」を観てきました。

 

朗読劇って初めて。

本当に舞台には2客の椅子とテーブル。

そこに二人が座って、ずっと手紙の朗読をするだけ。

動きがない分、声で幼さから渋さまでを演じる…感じだった。

まずは筒井君。

5列目の筒井君側からじっくりと観た。

包み込むような声で、幼い思いを読み上げていた。

そのうちにだんだんと大人の、自信のある声になり

最期は相手を亡くす悲しみが溢れる静かな声で劇は終わった。

若い時には惹かれながらも反発する部分があって、すれ違うのだけれど

大人になってやっと互いの必要に気が付いた時には

それまでに背負うものが増えたことで、関係を続けることが出来なくなる恋。

静かな雰囲気の筒井君には、黒柳さん演じる女性の個性に圧倒される雰囲気が

よく出ていたように感じる。

 

黒柳さんは、パワフル。

朗読も筒井君よりもエネルギッシュだったな。

まぁ、そういう芸術家肌の女性を演じていたからだろうけれど。

声色ももっとわかりやすかった。

ただ。ただ。。。

徹子の部屋でもわかるように、滑舌がとても悪い。

上手いけれど、悪い。

それがなぁ・・・・やはり私は気になった。

セリフを噛むのではなくて、ラリルレロがハッキリしない。

そこは注目せずに楽しむものなのか、どうか。。

 

さて、会場は六本木。

初めて行った劇場。

観客は、もう驚くほど年齢が高かった。

この秋、私はジュリーのライブ、カルロスのライブと見てきて

どちらも観客の年齢の高さに驚いたのだけれど

そんなものじゃなかった。。

う~ん、どこかの老人会が買い占めたのかと思ったくらいだったのよ。

おじいさんも多かった。

補聴器の貸し出しもあったくらいだからね。

これはどうしてだろう??

若者は観ない?若者には人気がない?

確かに、劇終了後のあった徹子さんのトークショーでは

徹子さんのファンらしき人も多かったから

こうなるのだろうか。。

これはそのまま、今の日本の人口比率なんだろうね。

忌々しき課題だ。

 

 

さて、そのトークショー。。

何故トークショーまで居残ったかと言えば、

理由はただ一つ。

相手役だった筒井君の話が欠片でも聞けるかな~と思ったから。

が、出ませんでしたね。

徹頭徹尾、徹子さんの話オンリー。

まぁ面白いのだけれど、これも老人の特徴なんだと思うけれど

一つ面白い話をすると、それを3回くらい繰り返すのね。

あれ、しつこい。一度聞いたら、それでいい。

特に私は帰りの時間があったから、もう途中退席しようかと思うくらいだったのよ。

ま、何とか最後まで聞いたけれど。

ただ、話の中でいいなと思ったのは

徹子さんは失敗もするけれど、引きずらないのだそうだ。

だって、もうやってしまったのだから仕方ないわよね~

大切なことだと思った。

 

さて、観劇の後は急いで帰らねば!

と劇場を飛び出したのだけれど、その後がとてつもなく大変だった話。

次に書きます。