なぜこうなるのか。
酷いあおり運転の犯人が逮捕された。
いつもながら、あぁいう人はいるなぁと思いながらも
この人の何がエネルギーの元なんだろうと考えたり。
でも今回、一番驚いたのはやはり、同じ様に他人を威嚇する女性と一緒だったことだ。
破れ鍋に綴蓋?
こういう場合に使う言葉だったっけ?
とにかく私には、こういう性格に難ありの二人が
よくも出会ったな、と感心してしまう。
自分が中心で他人に対して威張りまくりたい男と
それをカッコいいと感じて、さらには自分もそれに乗じて威張りたい女。
普通は、出会っても、多くの人はちょっと無理・・・と距離をおくだろう。
TVでは共依存とも説明していたな。
そうなんだろうか。
お互い、寂しいのだろうということだけは想像がつく。
理解されにくかった人生を、あっという間に理解できる関係なんだと思う。
常識や道徳はそこには無いけれどね。
お互いに、得難い人と出会えたのだから、それはそれで幸せなんだろうな。。。
薬物で捕まる男女にも通じるかもね。
どうやって、こういう人物が生成されていくのだろうと考えるけれど
勿論、よくはわからない。
ただ、心の奥底に凄まじい恨みや悔しさがあるように感じてならない。
ありのままの自分を認めてもらえなかった記憶や
受け入れてもらえなかった悔しさ。
それらが自己中心的な気質と混ざり合った・・・
逮捕時の様子でも十分わかるけれど、
とにかく自分の主張だけで、他人の言う事は一切聞かずに
問題をすり替えるのが得意なんだろう。
大人になるまでの間に、いや、大人になってからでもいい、
誰かがそれに丁寧に付き合い、間違いを正していたら。
自己中心さの裏側には、酷く抑圧された心も感じるのだが・・・